暮らしに密着した行事の継承や四季を通じた地区内の祭事は、関係者の努力と地区住民などの支えが大きな原動力です。
ここでは、城南地区で開催される歳時記を掲載しています。
住吉町ラジオ体操同好会
住吉神社 ラジオ体操(健康づくり) 2013年6月~ 住吉町に限らず。多くの方の参加を期待します。 住吉町自治会
ラジオ体操の時間6時30分に合わせ、集合。体操の第一と第二を終え、スクワットを全員で号令をかけて100回がんばります。雨にも負けず風にもまけずの精神で年末年始6日間を除き、毎日休むことなく継続して健康づくりと朝のひとときの会話を楽しんでいます。創立記念日は宮司さんよりお払いしていただき、記念撮影を撮り、夜は食事会をします。
八幡ぽんぽこ市
盛岡八幡町通 もりおか八幡界隈まちづくりの会主催の地域イベント 平成24年~ もりおか八幡界隈街づくりの会
八幡ぽんぽこ市は、盛岡八幡宮の門前町である八幡町通を歩行者天国として開催する路上イベント。歴史的事実を踏まえ、冬季を除く月1回程度の定期市として、平成24年からスタートしました。親子連れをメインにしていますが、どなたでも楽しめるお楽しみアトラクションが盛りだくさんのホコ天イベントです。
新庄さんさ踊り 花垣会
旧新庄町地区一円 伝統さんさ踊り 起源不明平成19年に花垣会結成 花垣会
踊りはたくさんの種目がありますが、現在は10種目ほどを中心に活動しています。もちろん「統一さんさ」もばっちりです。8月のさんさ踊りはもちろん、各地の神社や企業、福祉施設などの催事で演舞させていただいています。
特に、祝舞である「たーたる舞」も復活し、小中学生の踊り手を中心に継承活動しています。
盛岡八幡宮初詣
盛岡市八幡町13-1 初詣 盛岡八幡宮HP
元旦の午前0時、太鼓の合図で新年を迎え、多くの人達が大石段をのぼって初詣に訪れます。感動を味わえる瞬間です。1年間で最も境内がにぎわい、3が日で20万人を超える人々が参拝します。初詣は正月に初めて神社にお参りすること。元旦にこだわらず、正月3が日、あるいは1月7日までの松の内にすれば良いといわれています。
盛岡八幡宮裸参り・どんと祭
盛岡市八幡町13-1 無病息災祈願祭 藩政時代 盛岡八幡宮HP
裸参りは、新しい1年の防災と無病息災を祈願して行われる、毎年1月15日に斎行される行事で、藩政時代から伝えられています。夕方、各町内の方や近隣の青年たちが20人程をひとグループに約130人が裸参りをします。市内各地から集まったお飾りや破魔矢などが山積みされた前でお祓いをして、1年の家内安全・無病息災をお祈りします。
三世代交流城南地区餅つき大会
山王児童老人福祉センター 盛岡市山王町10-25 歳時 昭和54年
1月7日に地域の幼児から高齢者まで約200人が参集して、2基の臼で皆が力を合わせて餅をつきます。つきたての餅は雑煮やあんこ餅など4種類に仕立てられ、参加者全員でいただきます。会場はお代わりの行列ができ、大食自慢や賑やかな会話で盛り上がります。食後は、縄ない、お手玉、竹わりなど伝統あそびを楽しみます。
盛岡八幡宮節分祭・火防祭
盛岡市八幡町13-1 厄払い、防火防災祈願 盛岡八幡宮HP
節分祭・火防祭は、毎年2月3日に斎行される、邪気をはらい、幸運を祈る行事です。節分はもともと季節が変わる前夜のことで、特に冬から春に変わる立春の前夜の事を指すようになりました。神事の後、年男・年女たちによって豆まき式が行われます。
また、節分祭の前には、盛岡市内の防火、防災を祈願し、盛岡市消防団による纏振りが行われます。
盛岡八幡宮夏越大祓式・
茅ノ輪神輿神事
(もりおかはちまんぐうなごしおおはらえしき・ちのわみこししんじ)
盛岡市八幡町13-1 祓祈願祭 盛岡八幡宮HP
大祓は夏と冬の年2回行われています。6月の最終日曜日に斎行される夏越大祓式には、八幡宮境内の鳥居に茅ノ輪が設置されます。この茅を編んでつくった大きな輪をくぐると罪が除かれ、心身が清らかになるといわれています。門前町内の罪やけがれを茅ノ輪に託して祓い清め、郷土の繁栄を祈るという全国でも珍しい神事です。
リサイクルバザー
山王児童老人福祉センター 盛岡市山王町10-25 歳時 昭和54年 城南地区福祉推進会
「もったいない」「資源を大切に」をテーマにリサイクルバザーが行われます。会場は地区内の皆さんが持ち寄った品物の山で埋まります。贈答品などの新品もたくさんあり、わずか2時間のショップは大混雑します。準備から販売まで女性部の皆さんが大奮闘しています。収益の一部は地域コミュニティの環境整備に充てられ、残余品は盛岡福祉バンクに提供されます。
朝の健康ウォーク
住吉町自治会 長寿イベント 平成16年頃 住吉町自治会
子供会・住吉クラブ・住吉自治会3者主催で実施しています。毎回30名~40名の参加があり、行き先は毎年変えています。ラジオ体操をしたり、他の町の新しい発見があったりします。この活動は健康によいことはもちろん、子供達を交えてコミュニケーションができます。
到着地の住吉神社では、宮司さんによる健康祈念もあります。最後はみんなで朝食を食べておしゃべりをして和やかで楽しい行事です。
住吉神社例祭・報賽祭
(例祭報告祭)
盛岡市住吉町9-1 神社の祭典 1795年遷座 住吉神社
●例祭…大宮神楽、パトカー・消防車展示会、さんさ踊り(新庄さんさ踊り花垣会)、餅撒き大会、民謡大会(山崎社中)
午後2時の祭儀終了後、郷土芸能を中心に午後3時から午後9時までにぎわいます。
●報賽祭(例祭報告祭)…アニメ無料上映会、スイカ割り大会、子供BINGO大会、富くじ抽選会
子供を中心に大人まで楽しむことができる賑わいを行います。午後8時より、参加者全員を対象に富くじ抽選会を行います。
松尾神社のお祭り
(松尾大明神)
盛岡市松尾町16地内の市道 神社例大祭の賑わい 昭和56年頃 松尾神社はお酒の神様が祀られています。京都の松尾大社が本宮といわれています。 松尾町町内会
子供神輿、餅撒き、夜店(20数店舗出店)、抽選会。会費を原資に、会員が1店舗出店するなど企画・運営を手作りで実施しています。 7月第2土曜日夕方から市道を通行止めして行います。お祭りには町内はもとより、周辺地域の老若男女が訪れ、懐かしい雰囲気の中で楽しんでもらっています。
八幡ほんぽこ縁日
盛岡市八幡町13-1 地域の賑わい行事 平成26年 もりおか八幡界隈街づくりの会
年間の中でも比較的賑わい行事が少ないこの時期に、新たな賑わいを創出しようともりおか八幡界隈まちづくりの会が中心となって行っています。盛岡八幡宮境内の一区画に約10店舗が出店します。大人も子供も楽しめる昔懐かしい神社の縁日のような空間で様々なアトラクションや飲食を楽しめます。
盛岡天満宮のお祭り
新庄町5-43 神社の例大祭 盛岡天満宮
古くから「おでんつあん」(お天神さん)の愛称で親しまれ、通年学業上達や合格祈願の参詣が絶えません。お祭りは7月25日、26日で、併催の70回を超える「文墨展」(書道展)には遠近の小中高校生等から300点以上の作品が出典され、市内の屋外展としては最大級です。神賑わいは、子供神輿、盛岡二高マンドリンギター部、城東中吹奏楽部、桜山吟詠会や有志のカラオケ奉納があり、露店やビアガーデンもあって賑わいます。
八幡町通お盆のかがり火
盛岡市八幡町通り お盆の迎え火・送り火 昭和40年代 もりおか八幡界隈街づくりの会
お盆の迎え火・送り火として、8月13日~16日までの4日間、八幡町通でかがり火のお焚き上げを行います。この行事は昭和40年代に町内でかがり火を準備したことから毎年恒例の行事として始まり、現在は迎え盆から送り盆までの4日間の行事として定着しました。八幡町は夏の夜の幻想的な雰囲気に包まれます。
盛岡舟っこ流し
盛岡市松尾町17番地内 盛岡年金事務所隣 お盆行事 昭和33年~ 途中中断後、昭和63年から再開 町内外の方のご芳志を受け付けております。
盛岡市指定無形民俗文化財である盛岡舟っこ流しは、毎年8月16日に明治橋上流で行われる盆行事です。松尾町では、60年ほど前から先祖の霊を供養するため町内有志により船の製作・装飾を行い、毎年流舟しています。
城南地区チャリティー
フェスティバル
山王児童老人福祉センター 盛岡市山王町10-25 歳時 平成16年 城南地区福祉推進会
夏を惜しんで盛大なビアパーティーが3日間開催されます。期間中の来場者は220人ほど。前売り券を購入し、折り詰め付きの生ビール飲み放題、もちろん他の酒類やジュース類も。さらに つまみ類販売もあります。歌や踊りの出し物もいっぱいで、飲んで食べて大変な盛り上がりのなか、大いにコミュニケーションが増進します。
盛岡八幡宮例大祭
盛岡市八幡町13-1 神社例祭の町賑わい 延宝9年(1681年)~ 盛岡八幡宮HP
盛岡の秋祭りでもある八幡宮例大祭は、9月13日の宵宮祭から始まり、14日の神輿渡御、15日の例大祭・崇敬者大祭、16日の神事流鏑馬と4日3晩、盛岡の町全体が賑わいます。約10万人の参拝者が訪れ、市内を盛岡山車が練り歩き、お祭を盛り上げます。初めての祭典は、八幡宮が完成した翌年の延宝9年(1681年)、旧暦の8月14日から3日間、盛大に行われたと伝えられています。
盛岡八幡宮例大祭お稚児さん参り
盛岡河南地区一円~盛岡八幡宮 盛岡八幡宮HP
このお稚児さん参りは、例大祭期間中の9月15日に行っている行事です。毎年2歳から小学校1、2年生くらいまでが参加します。きらびやかな冠と装束で着飾った子供たちが八幡宮までの沿道を練り歩きます。神前でお祓いを受け、これまでの成長に感謝するとともにこれからの健やかな成長を祈ります。
盛岡山車行事
盛岡市内一円 盛岡八幡宮例大祭関連行事 宝永6年(1709年)~ 盛岡八幡宮HP
盛岡山車行事は盛岡八幡宮の例大祭中に行われます。盛岡山車は、京都の祇園祭、江戸三社祭の出し物の長所を取り入れています。歌舞伎や歴史上の名場面を飾りつけた各町内の山車10台余が豪華さを競い合います。宝永6年(1709)、南部藩の街造りの完成を祝い、若衆が町のシンボルである丁印を八幡宮に奉納したのが始まりといわれています。
盛岡八幡宮例大祭奉祝社参
夜の八幡まいり
盛岡市肴町~生姜町~八幡町~盛岡八幡宮 お祭り関連行事 平成初期~ 盛岡八幡宮HP
盛岡八幡宮例大祭期間中の9月14日夕刻(午後5時)から盛岡八幡宮門前会が中心となってみんなで参拝してパレードが行われます。
盛岡市肴町商店街から盛岡八幡宮までの約1.7キロメートルの区間、神輿・山車・子供さんさ太鼓・おはやしなどが、にぎやかに繰り出されます。日が暮れると、山車の明かりが浮かび上がり、幻想的な風情となります。
盛岡八幡宮神事流鏑馬
盛岡市八幡町13-1 盛岡八幡宮例大祭関連行事 延宝9年(1681年)~ 盛岡八幡宮HP
南部第13代守行公が応永25年(1418)、三戸にいた頃、櫛引八幡宮ヘ天下泰平・国家安穏・南部保全・子孫繁栄を祈願して行ったのがはじまりです。当宮では、延宝9年(1681)から明治40年(1907)頃まで続き、昭和25年(1950)、再び復活しました。良馬にまたがった射手奉行が3本ずつの矢を三度放って、その命中率を競うもので、五穀豊饒、国家の安泰、氏子たちの家内安全を祈願する祭典です。
八幡はしご酒祭り
城南、河南地区一円 飲食店巡りを核とした地域活性化イベント 昭和61年~ 河南地区飲食店連合会HP
毎夜常連で賑わう一軒酒屋が立ち並ぶ盛岡八幡エリア。盛岡八幡宮参道に位置する、歴史ある盛岡の繁華街です。そんな八幡町界隈の飲食店をはしご酒で存分に楽しめるイベント、それが八幡はしご酒祭りです。昭和61年に第1回の開催以来、30年の歴史を誇る地域イベントに成長しました。
城南地区文化祭
山王児童老人福祉センター 盛岡市山王町10-25 催事 昭和56年 城南地区福祉推進会
書画、工作工芸品、衣服や装飾品など幅広い分野の作品が出店されます。芸術性の高いものから、作者の想いが伝わる丹念な作品、サークルで作成した作品など、正に老若男女の力作がそろいます。鑑賞者は作品に感心することしきりで、作者は多くの来場者に見に来ていただくことで向上心を高めるようです。
盛岡八幡宮七五三参り
盛岡市八幡町13-1 七五三参り 盛岡八幡宮HP
七五三祝は、男の子が3歳と5歳、女の子が3歳と7歳のとき、神さまにお参りして子供の成長に感謝し、これからも元気で成長するように祈ります。七五三が11月15日に定着したのは、天和元年(1681)、徳川綱吉の子徳松君がこの日に祝ったのが始まりと伝えられています。盛岡地方では11月になると寒さが厳しくなり、子供のお参りが大変になるため。通常より1ヵ月早く七五三参りが行われます。
城南地区芸能まつり
山王児童老人福祉センター 盛岡市山王町10-25 催事 平成18年 城南地区福祉推進会
勤労感謝の日、「城南地区芸能まつり」が行われます。山王老人福祉センターで活動するサークルが1年間の成果発表をし、地域内外の皆さんにご覧いただく機会です。吟詠や尺八、舞踊やコーラス、カラオケなど延べ100人近い皆さんが熱演し、多くの来場者から惜しみない喝采がおくられます。締めくくりは抽選会、特賞「新米10kg」3本ほか豪華景品に大変盛り上がります。