八幡町通(市道中ノ橋通一丁目八幡町線)は、通勤・通学路としての機能のほか、伝統行事や祭事の開催時には、多くの市民や観光客が集まるコミュニティ道路である。道路の安全安心な通行はもとより、イベントの開催や空き店舗の活用、門前町らしい統一した趣のある町なみ創出などにより、「賑わいあふれる中心市街地」・「訪れたくなる中心市街地」を形成すべく、平成16年(2004年)に整備事業を開始し、平成23年(2011年)に竣工した。
 主な整備内容は、①ブロック舗装、②街路灯更改、③電線類地中化、④歩道の融雪工事、の4点。ブロック舗装のデザインは、鈴木すずき秀哉ひでや氏の考案によるもので、車道部分のサークルは盛岡山車もりおかだしの「大八車」、歩道部分の真っ直ぐな模様は「引き綱」を図案化したものである。また、街路灯は、道路の両側が対となって神社の鳥居とりいをモチーフとしている。

由緒板について


 盛岡・八幡町の建物・歴史について説明する「由緒板」。地域活性化を目的としたもので、八幡かいわいの歴史について盛岡弁を交えて解説しています。

八幡町について


 盛岡八幡宮の門前町として町割されたことに由来し、「八幡町」となりました。現在は盛岡秋祭りの山車が練り歩き、ぽんぽこ市も開催され、賑わっています。